はじめに
こんばんは。
現在 現場で役立つシステム設計の原則
という本を読んでおります。
前回
読んだ感想を備忘録で残しておきます。
今回は9, 10章です。
本題
9 章 オブジェクト指向の開発プロセス
開発の進め方はオブジェクト指向で変わったのか
ドメインモデルを中心にしたソフトウェア開発の進め方
ソースコードを第一級のドキュメントとして活用する
一貫して、ドキュメントはソースコードが担うということだった。
またすごいなと思ったのは、テストコードを文書化するという話だった。
テストはテストとしてしか捉えてなかったので、新たな目線で楽しかったが、そこまで出来るのかな...とは正直思った。
分析と設計が一体になった開発のやり方をマネジメントする
業務知識が乏しい技術者がいくらオブジェクト指向でプログラミングしても、業務アプリケーションとしての変更容易性は達成できません。
プラグラミングスキルのある人間は、能力的には業務要件を理解し設計に反映することに何も問題がありません。あとは、本人の意欲と、まわりの支援の問題です。
ちょっと出来るからって、丸投げ下げるの一番困る。
それで教えて下さいって言っても、なかなか時間取れずに、結局探りながら作るというのが何回かあったな。。。
10 章 オブジェクト指向設計の学び方と教え方
オブジェクト指向を学ぶハードル
オブジェクト指向は言葉で説明しても理解しづらい。そのためのおすすめの学び方が記載されていた。
具体的には以下
- 既存のコードを改善しながらオブジェクト指向設計を学ぶ
- やや極端なコーディング規則を使ってオブジェクト指向らしい設計を体で覚える
既存のコードを改善しながらオブジェクト指向設計を学ぶ
リファクタリングの本を参考に 具体的なリファクタリングをしながら学ぶ方法が書かれている
これ読んでないから読みたい。
オブジェクト指向らしい設計を体で覚える
ThoughtWorks アンソロジー
という本で紹介されている9つのルールを自分に課して体で覚える
ルールのひとつである すべてのエンティティを小さくする
で紹介されていた、著者のガイドラインが衝撃だった。
このガイドラインも含め真似するのはむりっぽい...
でも、自分にとっての少しきつめなガイドラインは持っておいたほうがいいと思った。
オブジェクト指向の考え方を理解する
参考書籍が紹介されていた。
終わりに
短くなっちゃった。。 でも読み終わりました。
とても読みやすい書籍でした。
4〜7章は特に内容が濃いもので、もう一回くらい読み直したいなと思いました。
次は何の本読もうかな。
現場からは以上です。