もがき系プログラマの日常

もがき系エンジニアの勉強したこと、日常のこと、気になっている技術、備忘録などを紹介するブログです。

犯罪心理学者が教える子どもを乗ろう言葉・救う言葉を読んだ

はじめに

こんばんは。

積極的な勉強はまだ手つかずですが、少しでも机に向かって勉強する姿勢を取り戻すために、本を読むようにしています。

とりあえず今回読んだのはこちら。

犯罪等を犯した未成年の子たちをモデルケースに、子どもと親の関わり方で、危険な関わり方等を教えてくれます。

紹介されているモデルケースでは、親子の関わり方がおかしかった結果、窃盗や詐欺、果ては殺人未遂まで犯してしまった

という、かなり極端というか、特殊なケースでした。

ただ、節々で 「あぁ。こういう言い方自分もしちゃっているなぁ」

と思うことがありました。

気になるところを何点かピックアップしたいなと思います。

本題

子育ての方針を変える際は、子どもに黙って勝手に変えることはだめ

子どもが不信感をもたないように、今まではなぜだめだったか。

そしてこれからはどう変えるかをきちんと子どもに説明する事が大事ということでした。

「みんなと仲良くしなさい」という言葉に親の都合が隠れていないかを考える

みんなと仲良く協調性を合わせておけば、よけいなトラブルが生まれないから

など、親が安心するためにその言葉を利用していないかを考えなければならないようです。

また、「みんな仲良く」というのは大人である親でも実際にはできいないのに、それを子どもだけに求めることも子どもに不信感を与えてしまうようです。

「頑張って」ではなく「頑張ってるね」「頑張ったね」というプロセスを評価すべき

これは他の本でも読みましたが、結果を褒めることもありだが、大事なのはプロセスを評価することが重要ということでした。

特になるほどと感じたのは、「頑張って」という言葉は子どもの心身的状態によっては、貶していると捉えられる可能性もあるということでした。

結局はやはり、きちんと伝えることが大事ということです。

アンダーマイニング効果に気をつけるべき

達成感や満足感を得るために行っていたが報酬を受けた結果、「報酬を受けること」そのものが目的になり、結果として本来の内的な動機が失われてしまう心理状態のこと

たとえば

「次のテストで100点とったらゲーム買ってあげるね!」とかが該当するそうです。

これはまさに子どもにやってしまっていました。

親心てきに頑張った子供に対して報酬(ご褒美)をあげたくなるのですが、本人が頑張っていたプロセスの評価と、自分たち(親)がとっても嬉しいから、あなたに報酬を渡したいということをきちんと説明することが大事のようです。

原因追求ではなく希望の光を

子どもが何かを失敗して落ち込んでいるときに「◯◯が✗✗だったから間違えちゃったね」というような原因を追求することは意味がないということです。

親が原因を追求するのではなく、これは子どもが本来考えるべきことのようです。

「あなたはきっと大丈夫。次は必ずうまくいく」

など、本人を気持ちをあげる言葉をかけるべきということでした。

めっちゃ響きました。

親が先回りをせず、安全な範囲で失敗する経験を積ませる

ついつい自分も「これをやっちゃだめだよ」と先回りして子どもを誘導してしまっていました。

ただ、生命に関わることや、怪我するようなこと以外、子どもに任せてそして失敗しちゃうことが大事ということです。

失敗からの学びで本人は成長するからです。

終わりに

結構読み応えありました。

読み切るのもけっこう大変なくらい、気分的につらいんですが、まだもう少し技術的なものを勉強する姿勢が取れないので、少しずつ慣らしていきます。

多分次も技術書ではなく子育て本読むかも...

頑張って慣れて、技術系にも手が届くようにしたいです。

「やる気はやらないと出ない!」

現場からは以上です。